入札参加資格審査申請
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入札参加資格申請(建設工事)
- 入札参加資格申請とは、国、都道府県、市町村、官公庁が発注する工事の請負業者を入札で選ぶ場合、業者に資格があるかどうかを審査することです。
- 官公庁としては、公共工事の適正な施工を確保するために、建設工事の規模及び内容に応じた技術水準を有する建設業者を選定して建設工事を発注する必要があります。
- 発注する建設工事を受注するにふさわしい建設業者を選定するため、あらかじめ入札参加資格審査を行い、有資格者名簿に登録する制度です。
- このため、公共工事を受注したい建設業者は、入札参加資格審査申請を行い、名簿に登録されることが必要となります。
入札参加するための要件について
各官公庁によって細かな資格要件は異なりますが、
- 希望業種について 建設業許可を受けているということ。
- 希望業種について 現在有効な経営事項審査を受けていること。
この2つは必ず必要となります。
格付けについて
- 入札参加資格の登録業種のうち、特に発注件数や発注金額が大きい特定の業種については、建設業者の施工能力に応じた発注を行うため特に、等級格付けを行っています。
- この格付けの仕方は、各官公庁によって違います。
- たとえば大阪府に関しては、登録業種のうち、土木一式、建築一式、電気、管、舗装工事の5業種について3〜6段階の等級に区分して資格を認定します。
- 認定後は、各発注工事ごとにその格付けの応じて、入札を行うこととなります。
- ランクごとに発注する金額が変わってきます。
- 上のランクになるほど、大きな工事を受注できますが、昔と違い、ランクが上であればあるほどいいとは一概に言えなくなってきます。
- 確かに上のランクは発注額が大きいですが、大がかりな公共工事が減少している傾向がある昨今、上のランクにいるものの発注がほとんどない、ということもあり得ます。
- 発注件数が少ないのであれば、発注額が低いとはいえ、なんども入札のチャンスがある下のランクにいる方が、総合的には得ということもあります。
- 格付けは、役所によっては1年ごとまたは2年ごとに行われる場合が多いですので、官公庁の発注状況(狙っている工事はどのランクが発注されやすいか)をにらみながら、自社がどのランクに名簿登載されることがベストか考えていかなければなりません。
- 当事務所では、様々な官公庁に提出する入札参加資格審査の書類作成及び提出を行っております。(電子申請も含む)
- また、建設工事だけでなくそのほか、測量・建設コンサル、物品、委託役務などの入札参加資格審査の書類作成・提出も行っております。